東大豫備門とは?
「東大豫備門は1976年に東大だけの科学的合格方法を模索し指導する」本物の塾として、東大生と大学院生によって、創設されました。
実はその前史として「東寺百合文書」の名付け親である日本中世史研究の権威、山川出版の高校日本史教科書「詳説日本史」の初代執筆者でもあった東大名誉教授、寶月圭吾文博の提唱で始まったTU(工学部と大学院工学系研究科の学生、院生が講師の主力だった事から同窓会の「丁友会」に因む)進学研究会として生まれました。(また、TUとは言うまでもなく、univ. of Tokyoの略でもあります。)
一説によると、氏が東大教授として活躍されていた1960年代には既に純粋な「日本教育史」研究の一環として、出題者の視点から「学習指導要領の範囲内で基礎学力だけを積み上げるだけ」でも,この国の高等教育機関の頂点とも言うべき東大に合格する実例模索の指導解として、教育産業とは全く別の純粋な学術研究会として存在していたとも言われています。
その後、メンバーが次々と大学教員や高校教諭に就職したため、私学の教員に就職したメンバー以外は指導は継続困難となり、個人指導のみしてきましたが、2004年より、早期退職したメンバーによって再開され、大手予備校の出題講師の経験はもとより、特に東大入試での出題、採点経験者も擁しているところが、単に東大生と東大大学院生が教えているという特長以上のポイントとなっています。
2020年以降はコロナの影響で、集団講習をやめて、オンラインでの個別指導に切り替えました。
2023年以降は、集団講習を再開し、オンラインでの講習も行っています。
【オンライン講習について】
オンラインの個別指導は、地方の受験生も受講できて、コロナの影響もなかったことから好評でした。そのため、今後もオンライン講習は、続けてまいります。
ただし、希望者多数の場合、調整が必要となりますので、希望講習時間や日程および教科などをオンラインでご相談の上、調整いたします。
また、「東大合格のための勉強法」講座やカウンセリングを大学の偏差値ランキングを暗記しているだけではなく、実際に東大受験突破経験ある博士課程の大学院生が実戦的に行っています。
多くの東大専門を謳う塾が理系偏重なのに対し、文系の講義が充実しているのも特長です。塾名の由来は日本で唯一の大学として創立された帝国大学令や中学校令や高等学校令の発布施行以前の旧制「東京大學」の現在の教養学部にあたる9年間の歴史を残した「東京大學豫備門」(東大予備門)、略して「大學豫備門」から採りました。その名に恥じぬ実績、即ち、僅か46名ながら、理科三類以外は100%の東大合格をコロナ以前は果たしました。また、理三に失敗した3名も慶応以外のハイレベルな東京の私立医大や医学部医学科に全員入学を果たしました。
当豫備門は、「一流大学ならどこでもいい」というような主義では決してありません。ピンポイントに東大合格にのみ照準を合わせた指導を行います。私大のような「採点のし易さ第一主義」の暗記力を試す問題を、いくら数こなしても東大入試では役に立ちません。「解答へのプロセス」評価の計算問題。「要求に沿う簡潔な文章」で言い換える「要約力」を試す、地歴や英語、現代文。英語以外の外国語で受験の帰国子女にも個別指導。東大生、院生が受験の要領を指導し、その講師の教授法の指導には、公教育の経験豊富な本番の(模試ではない)元出題者、採点者の元教官や、元高校の進路指導部長があたります。予備校の「東大受験クラス」と称しても、実態はその春に実施の私大入試問題の正解を、漫然と板書するだけの講義だったりしていませんか?一般的な学力を完璧につければ、普通の大学は受かるはずであり、それが正攻法でしょうが、それは中学、高校の補習迄の守備範囲です。学年を前倒しして大学教養部程度の微積分を教えたり、nativeの原書を読ませたりするといった、「高い所から入試問題を見下ろす」スタンスは確かに入試問題を解き易くはしますが、(東大の入試問題は「学習指導要領」の守備範囲内で出題されており、)マスターすれば実りは大きいですが、それに費やす時間は現役生徒にとってはかなりの負担です。また、予備校の名物講師は指導科目について「どこの大学で どんな問題が出たか、全国的傾向は何か」とか暗記しているものですが、東大だけ狙う受験生にとっては、そんなことの把握は全くの時間の無駄と考えます。
但し、近年、理科各類志望で、併願私大は医学部のみというパターンが増えていますので、「醫大豫備門」として唯一別コースにしていますが、文科各類受験コースでは私大タイプの問題演習はやりません。
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